非常時の狭間に行って来た「かいじゅうのすみか」と「ピンクフロイド・トリビュートショウ」はクラスターになるのか?

2020年3月 1日 13:50

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去年の暮れに東京ドームGallery AaMo(ギャラリー アーモ)で開催された「かいじゅうのすみか」にノリ君(木原知明next33代表)にアテンドしてもらい男2人で行きました。それは地球防衛軍やウルトラ警備隊そしてウルトラマンやウルトラセブンのいない彼ら(かいじゅう)だけの世界。

バルタン星人やピグモン、メトロン星人などがCGやAR、実物大人形(人間サイズ時の)を最新の技術を使って見事に再現されていました。当時の絵コンテやナマ写真のコーナーでは、私がちびっ子達の群れをかき分け、車椅子から立ち上がるのをノリ君が慌てて静止しました(笑)、しかしもう心は5〜6歳当時の自分に帰ると言うより、あの頃から今年還暦を迎える現在に至るまで何も変わっていない自分に改めて感心した次第です 笑

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それと同時に、こんな平和な世界(彼らにとって)に進出して行った人間やそれに加担した(彼らから見れば)ウルトラマンやウルトラセブンってどーなのと改めて思いました。7才の時にリアルタイムでテレビで見た「ウルトラセブン」で、夕暮れ時に何処かの一軒家の二階の畳み部屋で小さなちゃぶ台を挟んでウルトラ警備隊のハヤタ隊員(ウルトラセブン)とメトロン星人が対面するシーン。訥々とメトロン星人が、如何に人間に味方する事が他の地球上の生き物や宇宙に害があるかと諭されるハヤタ隊員とのシーンに、なんだかモヤーっとした気分を残したまま、大人になってそれも忘れた頃に改めてクリエイターさん達、本多猪四郎、円谷英二、冬木透(敬称略)他のスタッフの人たちの意図が何となく分かってきて、改めて先人たちの当時の子どもたちへの奥深いメッセージにこうべを垂れるばかりです。

今(2月29日)、新型コロナウィルスが世界を恐怖に陥れていますが、彼らも(生物と言えるかは諸説ありますが)何処かジャングルの奥地で何かの動物とひっそりと仲良く共生していたのかも知れません。またフランスのノーベル賞作家、カミュの名作「ペスト」を思い出している人たちも多いと思います。私は中学生の時に読んでみましたが、暗いテーマだしイケイケの高度成長期に突入する時期の日本にはあまりにも遠くてリアリティーのない物語の為に途中で挫折してしまいました(自分の名誉のために言っておくと「変身」にはガツンとやられました。あ、どうでもいいですね)。

それから40数年でリアルタイムで同じ状況に遭遇ことになるとは。「ペスト」も当時の市民が何を思い、どう行動したのか、その終着点における不条理を書いたものとネットで書いてありますが、今回の殆どの人々が予測していなかった突然訪れた災いにどう行動して行くのか、僕はどう行動しているのかも書き留めて置こうと思います。

後半は官邸から大きなイベント自粛要請があった翌2月27日に中野サンプラザで行われた「ピンクフロイド・トリビュートショウ」について書こうと思います。もうどんどん大きなイベント、ライブの中止が決まる中、決行された2時間半の重さは命がけ(これを書いてる2日後時点では熱や咳は出ていません)でした。観客も演奏者側も。ではまた来週のこの時に。
(Akira Aratake)

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