REBOOT x 円谷プロ コラボTシャツについて

2013年5月 2日 18:23

前回のボクのブログエントリー「REBOOT 15th ANNIVERSARY」の文中で、インターネットラジオ局block.fm(http://block.fm)で放送中の番組「radio REBOOT」でのコーナー「Q'HEYのウルトラ怪獣大辞典」を紹介しました。
これはウルトラマンシリーズに出てくる怪獣を写真入りで紹介して、そのエピソードや登場した回の笑える顛末を、大人目線での突っ込みを入れながら解説しているものなんですが、ここで

「さらにこれが思わぬ方向に転んで、ちょっとしたプロジェクトに発展しそうな話も出てきました。
これは発表できる段階になったら是非ここでもお伝えしたいと思います。」

と書きました。
それがこれです!

REBOOT x 円谷プロ コラボTシャツ

REBOOT03.jpg

なんと、ウルトラ怪獣を紹介しているうちに、ウルトラマンシリーズの制作会社円谷プロと正式にコラボしてTシャツを出すことになったのです!
勝手に怪獣のデザインを載せて作ってるんじゃないんです。
ちゃんと©TSUBURAYA PROD.と印字してます。
それと証紙シールってわかります?ディズニーとかの商品でも見かけることがると思いますが、銀色に光ってるオフィシャル商品であることの証となるシール。あれをちゃんと貼っての販売です。
これ、マジで感動モノですよ!
小さい頃の自分に教えてあげたい!
「お前、将来円谷プロの仕事するぞ!」
って!

これはREBOOT 15th ANNIVERSARYのプレゼント用TシャツをデザインしてくれたCUEがアレンジしてくれたことです。
CUEはこれまでにもにDJ Hell、Carl Craig、Darren Emerson、 Phil Hartnoll (Orbital)、Ben Sims、Busy P等、さらにFAC51 The HaciendaやJoy Division等の数々のダンスミュージックシーンで活躍するアーティストのウェアーデザインを手掛け、手塚治虫とのコラボTシャツをBEAMSよりリリースする等してきました。
今回のREBOOT x 円谷プロ コラボTシャツに関しては、ボクの監修の元、デザインから製造までをCUEが行い、円谷プロに提出してOKが出たところで出荷となりました。

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このコラボTシャツは今後もシリーズとして出していきたいと考えていますが、まず第1弾のモチーフとしてメトロン星人を選びました。
そしてREBOOT 15th ANNIVERSARYを機とした、限定100枚のTシャツを制作したのでした。

メトロン星人はウルトラセブン第8話「狙われた街」に登場しました。

この回は名ストーリーとして語られていますが、話のあらすじはこうです。

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普段温厚な人達が突然狂ったように暴れだすという事件が頻発。
それはみな同じ自販機から買ったタバコを吸ったということが判明。
その自販機に辿り着いたモロボシダンとアンヌ隊員は、タバコを補充に来た車を追って、一軒のボロアパートの中に入っていると、メトロン星人が待ち構えていました。

「ようこそウルトラセブン、我々は君が来るのを待っていたのだ。」

見てくれに似合わないすごく穏やかで紳士的ないい声。

「歓迎するぞ、なんならアンヌ隊員も呼んだらどうだい」

とボロアパートの部屋に招いて、畳の上にあぐらをかいて座る。
そしてちゃぶ台を挟んで語り合うという、なんともシュールな光景。
会話中に流れるのはまるで喫茶室にいるかのような和やか音楽。

煙草にY星で検出される結晶体を入れ込み人々のお互いの信頼感をなくそうと試みた。人類が互いにルールを守り、信頼しあって生きていることに目をつけて、その信頼感をなくすれば、地球は滅びるという計画。

Ultra7.jpg

「地球を壊滅させるのに暴力を奮う必要はない。人間たちは互いに敵視し傷つけ合い、やがて自滅していく。どうだいい考えだろう?」

「そうはさせん!」ということになり、メトロン星人はボロアパートのふすまを開ける。
そこは宇宙船になってて、そこから脱出。
その後巨大化して夕日をバックにウルトラセブンと対決。
最後はセブンのアイスラッガー受けて真っ二つに。

ラストのナレーションで
「しかしこれは遠い遠い未来のお話です。だって今人類は、宇宙人に狙われるほどお互いを信頼してはいませんからね。」
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非常に深いストーリーです。
1967年の子供向け番組とは思えないテーマです。

さらにこの40年後の話が、2005年に放映されたウルトラマンマックスで放映されました。
死んだと思われたメトロン星人は、下町の親子に助けられ、割られた体を縫ってもらい生き長らえていたのでした。

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今度は特殊な電波を発信して、その電波に着信した携帯電話を持つ者を一時的に凶暴化させるという事件を起こします。
同じようにこれもウルトラマンマックスに嗅ぎつけられ、またしてもアパートの部屋でちゃぶ台を挟んだ会話が交わされましたが、メトロン星人は「携帯電話という便利なツールを手に入れた人類は、脳が委縮してサルのように退化を始めた。放っておいても人類は自滅し、地球は我々の手に落ちる。そして、君も同じ宇宙人なんだから、地球人を物好きに守る必要も無かろう」と問いかけました。

そして

「ずーっとこの街に住んで判った。人間は便利なツールを持つことでだんだん退化していく。何もしなくとも人類は自滅するよ。もう戦うなんて必要はない。その退化をちょっと早めただけさ。だからもう帰る!おまえさんも宇宙人の仲間だろう、環境破壊して、マナーも守らない人類の味方なんてするなよぉ」

と、今度は全く戦わずして宇宙に帰っていきました。
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こんな、全く憎めないどころか、人類に教訓を与えてくれたのがこのメトロン星人なのでした。

昔からのストーリーを知っている大人達には特別な存在であり、若い世代にもインパクトのあるルックスで人気が高いメトロン星人。
REBOOT 15周年も交えて、ドンピシャなセレクトだったと思います。
次はどのモチーフにしようか、今から楽しみです!

REBOOT_01.jpg

ご購入はこちらより
http://shop33.thebase.in/items/56251

DJ Q'hey

「MOON AGE RECORDINGS」主宰。東京でハードテクノの代名詞的存在とも言えるパーティー「REBOOT」、新木場ageHaにおいてレーベルパーティー「MOON AGE」をオーガナイズ。1989年よりDJ活動を開始して以降、日本のテクノシーンをリードする存在として常に最前線で活躍。国内最大級野外フェスティバル「METAMORPHOSE」に毎回出演を果たし、アジア、ヨーロッパ諸国でプレイする機会も多い。1995年から楽曲のリリースを開始し、2006年アルバム Q'HEY + REBOOT 「ELECTRIC EYE ON ME」をリリース、全国ツアーを開催。ミックスCDにおいては「SOUND REPUBLIC」「REBOOT #001」(共にKSR)「NYSO VOL.1:DJ Q'HEY」(YENZO MUSIC)の3枚を発表している。
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