OPEN19991010
原宿店内SHOP2において『N/A33』をオープンさせます。これはNU/KEとASYURAの33の共同プロデュースによるフラッグショップ。7月にオープンした『N/A京都店』の2号店になります。NU/KEとASYURAという強力タッグがどんな活動をしていくのか、あのSHOP2を一体どんな空間にしてくれるのか、こうご期待!てなわけで現在『N/A』準備におわれる彼らと#座談会という名の飲み会を都内某所で行いましてぶっちゃけ系の話をしてもらいました。参加していただいたのはNU/KE清水氏、NU/KEデザイナー堀川氏、ASYURA児玉氏、ASYURAデザイナー山田氏、そして33荒武氏の5人。多分雑誌なんかでは絶対見れない、ほとんど全部の会話に(笑)がついてしまうような爆笑座談会をお送りします。みんな結構酔ってますので関係者各位様、会話での多少のご無礼はお許し下さい。

−みなさん最初に会ったのはいつなんですか
N/堀川「2回目のレインボーじゃない?さきおととしの。」
A/山田「せやせや。すごい雨が降った時の。」
A/児玉「その時ぼくら、金尾さん(Fake childrenデザイナー)とNENDO     と一緒にお店出してたんですよ。」
N/清水「金尾さんが僕らのことも知ってて、最初、僕に山田くんを紹介     してくれたんですよ。でもなにを話していいのかわかんなくて。
    “うちの社長を連れてくる”って言われて“じゃこっちはデザ
    イナー連れてくるわー”みたいな。緊張したよな。」
N/堀川「俺はレインボーに着いた途端“アシュラがいるでアシュラがき
 
   てるで”って言われて(笑)。」
−それまでお互いのことは知ってたんですか。
N/清水「ええ。ちょうどASYURAが豪快な転写プリントのTシャツ出し
   てる頃で、こいつらどんなやつらなんだろうなってことで。」
N/堀川「絶対背の低いおたっくぽいやつらが作ってるんだぜとか(笑)。
    たまった鬱憤をぶつけてるんいるんだろうとか勝手に想像して 
    ました。すみません(笑)。」
N/児玉「僕らはまぁNU/KEのTシャツは見てたんですけど…。その頃、
   村上さん(HIROPON村上隆氏)に“新しいの出てきたねー”っ 
    ていう煽りを受けながら攻殻やってて。(当時ASYURAは村上隆
    氏がA&Rをしていた映画『甲殻起動隊』の宣材デザインを担当)
    “サードストーン(NU/KEの前身)キてるよ〜”とか“いや〜
    買っちゃいましたよ〜”とか。またおもしろおかしく煽るんで
    すよ。次の日は“(低い声で)サ〜ドスト〜ン情〜報〜。彼らは
    自宅で展示会やってますよ〜”って(笑) 。」
N/堀川「え〜なんでそんなの知ってるんだろう?いい人じゃ〜ん(笑)。
    全然知らなかった〜。」
A/山田「僕、攻殻やってはってすごい(スケジュール)おしてて必死で
    ちゃがちゃやってんのに、うしろで笑いながら“サ〜ドスト〜
    ン情〜報〜”。」

33荒武(33社長)「しょーがねーなー。あのおっさん(笑)。」
N/児玉「ぼくらを煽るのがまた好きなんですよ。“NENDO情〜報〜”と
    か。」
N/堀川「そんな意地悪な〜(笑)。でもいい人だなー。意地悪なナイスガ
    イだ(笑)」。
A/児玉「あと33に月に何回か行くじゃないですか。それで土本さん(33
    スタッフ)に“これ誰がやってるんですか?”って聞くと“サ
    ードストーンっていうブランドで結構売れてますよ。”とか言わ
    れて。あ〜そっすか〜って感じで(笑)。」
N/堀川「アシュラだってMen's NON-NOとかに出てたじゃん。その辺に
    俺、対抗意識を燃やしたよ(笑)。」
N/清水「出てた出てた。『レアなTシャツで入手困難』とか書いてあって
    なんだよーとか思って(笑)。」
A/山田「なんだよーって言われてもそんなの知らんやんって。 なんでそ
    んな些細なことに気にしてんの(笑)。」
N/清水「火花をバチバチ散らしてたよね。あいつら数しぼっとるなーと
    か(笑)。」
A/児玉「そういうのやったらね、ヤス貿易(Tシャツなど素材の卸問屋)
    から半ズボン仕入れてこの辺にプリント打ったりしてたじゃな
    いですか。NU/KEなんかいろいろやってるなーって。」
N/堀川「あの頃って…97年の初めくらいかな、そんな時期だったんです
    よね。Tシャツ以外の媒体にプリントに載っけようとかみんな考
    え始めてた。」
A/児玉「気持ちちょっとライバル意識持ちましたよ。」
N/清水「気にしないようでちょっと気にしてるっていう。多分お互いそ
    んな感じだったんだね。」

−初対面はどんな感じだったんですか?
A/児玉「極端な話でいえば“お前がアシュラかー、俺がサードストーン
    じゃー。よろしく〜”みたいな感じでしたよ(笑)。」

33荒武「敵意剥き出し(笑)」。
N/清水「ナメられたら終わりみたいな。」
N/堀川「食うか食われるかみたいな。」
A/児玉「本当はあんまり覚えてないよね。」
N/堀川「全然覚えてない。」
−(笑)それから接触は?
N/清水「僕と児玉くんはちょくちょくあったんですよ。」
A/児玉「そうそう。結構イタ電とか好きでね。」
N/清水「イタ電かけたね〜。」
33荒武「清水さん、嬉しそうにいいますね。面白いなぁ。どんなイタ電
    なんですか?」
N/清水「アシュラは通販とか手広くやってたじゃないですか。なんで意
    識してた分、雑誌にアシュラが出てたりしたらその雑誌見たん 
    ですけどって客のふりして電話したりしてたんですよ。」

33荒武「そんなことやってたんだ〜。しょーもなー(笑)。それで児玉く
    んはイタ電だってわかったの?。」
A/児玉「わかんないですよ〜。途中であれっとか思って“……もしかし
    て清水くん?”とか聞いたりして(笑)。」
A/山田「でね、しばらくしたらこっちからまたかけなおすんですよ。“新
    宿に爆弾落としてるTシャツ売ってくださいよー”とか言って。
    そしたら“……アシュラじゃないの〜?”って(笑)。」
A/児玉「そんなことがきっかけで僕と清水くんが結構話してて。」
N/清水「取り引き先を紹介したりしたりとかもあってちょくちょく連絡
    取ってて。」
N/堀川「そういう愛を育んできまして今にいたるわけです(笑)。」
−で、堀川さんと山田さん達の接触は?
A/児玉「最初の頃、先生って(堀川氏を指して)絶対出てこない人だと
    思ってたんですよ。それがある時から展示会にソロで来てくれ
    たり電話くれるようになって、それから4人で会うようになった
    よね。」
N/堀川「人に会いたくない時期っていうのがあって(笑)。」
A/山田「僕は接点あって出入りしてたんですけど、先生とはレインボー
    以来ほとんど会ってないって状況で。」
N/堀川「一回会ってけんかしたんだよね。」
A/山田「え、なんやったっけ?」
N/堀川「とんかつ屋で。」
A/山田「せやせや、その事件があって俺は一歩引くようになったんやな。」
−え〜なんでけんかしたんですか?
A/山田「当時インディーズマガジンを作ろうって話があって、そのエデ
    ィトリアルデザインを僕らがするって話をしたらガブガブ噛ま
    れてしまって。」
N/清水「あったなー。あん時やだったんだよな、インディーズって意識
    が。インディーズだからメジャーに作れないものを作るんだぜ
    っていうなんか逆手に取ったような意識が嫌いだったもんでち
    ょっとモメてしまって。ぼくらインディーズから始めるって意
    識全然なくて、メジャーもインディーズもないって。 自分達か
    らインディーズって言いたくなかったし言われたくもなかった
    し。」
A/山田「びっくりするくらいこだわってたよね。彼は思想っていうか考
    え方が独自で強固なものを持ってるんで、地雷がどこに埋まっ
    てるかわからないんですよ。いろんなキーワードが埋められて
    あってそれ踏むとカチーンって音が聞こえる…。もうびくびく
    しながら話してて…どかーん、わー踏んでしまったーみたいな
    (笑)。」
A/児玉「インディーズなんて間違っていおうものならえらいことです      よ。」
N/堀川「当時は流通にのせちまえばメジャーもインディーズも存在しな
    いっていう無駄な間違ったこだわりが…。」
A/山田「あーーわかったもーうわかった(笑)。その時はつっぱってた彼    なんですけど最近は…。」
N/堀川「もうそんなこと別に全然。確かにメジャーほど売れてないし体
    制もしっかりしてないししょうがないかな〜って(笑)。…あの
    時はごめんね。」
A/山田「いや〜とんでもない。」
33荒武「いい話だ〜。」
A/山田「彼にはね、人間的にずっと興味があったんですよ。これは悪い
    意味じゃないんやけど、見た目に誤解されやすいっていうか  
    (笑)。懐が深いっていうかディープなものを持ってるなってい
    うか。僕もおいそれとそれを突くとがばっーっとのまれそうな
    感じもあったし、もっと時間経ってとげが取れたところで接し
    ても遅くないなっていうくらいには思ってあったのが、なぜか 
    急にいい感じできてくれたんで、今回のN/Aの話もなんの気構
    えもなくすっーと入っていけたんですよ。」

−じゃあN/A設立の経過を教えて下さい。
A/児玉「僕らお互い全然違う方向に進んでたじゃないですか。彼らは完
    全に服作りの方にいって。僕らはどっちかっていうとグラフィ
    ックにいってたんやけど、服作りしたいっていうのはずっと思
    ってて。で、ある意味協力してくれたらなーなんて下心ありな
    がら、そしたらお互い同じようなこと考えてて。」
N/清水「じゃあ次の展示会で一緒にやらないかってことになって。それ
    が前の秋冬の展示会だったんですよ。それとは全く別にコラボ
    レーションでTシャツ作ったりもしてたんで…。その辺、タイミ
    ング的にみんなぽこぽこってちょうど合って…。なんであんな
    に話がポンポン進んでったんやろ?京都のお店だって一緒にや
    ろうってことになったしな。」
A/山田「わからへん。…あ〜でもやっぱり堀川先生やない?僕もあんま
    り出ない方ですけど彼もたいがい多くは出ないやないですか。
    それが急に彼の方からがんがんってやろうやろうって…。それ
    からはあれよあれよって間にことが進んで…。」
A/児玉「ぼくら的にはTシャツにプリントしてあって、まー次のシーズン
    からはボディぐらいは作ってもいいかなーぐらいのレベルで考
    えてたのに、先生のおかげでいきなりパンツとか出来てきて      …。」
A/山田「先生、その急激な…どうされたんですか、ある時期を境にがっ
    と来たような印象があるんですけど。」
N/堀川「いや、別に。久しぶりにアシュラのTシャツ見た時にね…。」
N/清水「そうそう今年の夏のTシャツ見た時にこれはありもののボディじ
    ゃもったいない!って。」
N/堀川「アシュラは転写のイメージから離れてクールな感じにかっこよ
    くなってきた。これならって感じで。うちとしては山田くんの
    パワーを分けてもらいたいっていう下心もあって(笑)。」
N/清水「行動しだすとめっちゃくちゃ早いんですよ。アシュラと一緒に
    やるって決まったら“じゃああれも一緒にやってこれはこうや
    ってああやって”ってだだだって一気ことが進んだって感じ。」

−なるほどー。
33荒武「こういう形でブランドとブランドが一緒になって新しいブラン
    ド立ち上げるってってこと普通にあることなんですか?」
−今回みたいにお店自体も展開してってあんまりないんじゃないですか。
N/堀川「その頃そういう新しいフォーマットを作るってのが趣味みたい
    になってる時期で何においても新しいことをやりたいやりたい
    ってなってたんですよ。これだと長くやれるなってこともあっ
    たしフィールド同じなんだけど表現が違うアシュラとだからで
    きるってこともあるかなって思いますね。」

後半へつづく