33荒武「くしくも洋服とグラフィックがぐーっと近付いてきて、ちょう
    どいい感じで奇跡的にあったって感じしますよね。」
−それってタイミングなんですかね〜。
33荒武「いくら堀川さんが山田さんにプッシュしていっても違う時だっ
    たら普通、“じゃあ機会があったら一緒にやりましょう”みたい
    な感じですーっとはいかないじゃないですか。それがすんなり
    いっちゃうのは時期かタイミングかわかんないけど何かあるん
    ですよ。うちもお店として原宿に出たじゃないですか。それで
    たまたま奥のスペースっていうのが独立してあって…。」
−それは予想外のできごとですもんね。
33荒武「そうそう、大家さんがね(笑)。で、そのたまたま出来た奥のス
    ペースをもうちょっとうまくできないかなーって思ってたとこ
    ろに、清水さんからNU/KEとアシュラで一つのコーナーを作っ
    て欲しいって話がきて、その時すぐにパっとshop2でやったら
    いいなかっこいいなって思ったんですよ。不思議なくらいこの
    タイミングがよかった。」
−うちを選んでくれたの嬉しかったですよね
33荒武「アシュラもNU/KEももう成功して、だいぶ遠いところにいっち
    ゃった感があったからね。」
N/清水「NU/KEは33と取り引きするようになって2年ちょいですけど、
    一時期、売れる店重視になってた時期があって…。でも33でも
    う一回カツーンて行きたいねって話が出て…なんでやろ。なん
    かきっかけがあったとは思うんだけど…。」
N/堀川「くだらないこだわりがなくなってきて行くべきところはここか
    ーみたいな、自然なルートだったかなって。それでアシュラと、
    33でなんかやろうってそういう話になったんだよね。」
A/児玉「僕らにとっては33っていうのは販売力も魅力的ですけど、33カ
    ルチャーっていうのがあるんですよ。自分達がターゲットにして    る人達に直で渡ってる実感がある。うまく言葉で言えないけど確    立されているものがあるんですよ。」
N/清水「そうそう。クラブで着てくれてる人とかがいると“それどこで買    ったの?”とか聞いたりするんですけど“33”って言われたこ    ととあって。“実はそれ作ってるのぼくたちなんだよー”って言    ったりして…(笑)。」
A/山田「え〜、まじで〜?」
N/清水「言ったことあるよ。」
N/堀川「俺、今でも言うよ。抱き合ったりね。ありがとーって(笑)。」
A/山田「え〜、まじで〜?」
N/清水「握手して下さいとか(笑)。」
−それって逆ナンですね。
N/堀川「だってめちゃめちゃ嬉しいじゃん。もちろんクラブとかでだけだ    けど。」
N/清水「あ〜クラブだから言えんのかもしんないな。どこで着てるお客さ    んを見たら嬉しいかって言ったらだんとつクラブですね。」
A/山田「僕、個人的には33でグラフィックマニピュレーターとか見てデ    ザイン始めたみたいなとこあるんで、僕の中に『33殿堂』みた    いな感じがあったんですよ。最初アシュラ置けることになった     時、“殿堂入りしたー”ってめっちゃ嬉しくて。」
33荒武「へぇーきっかけみたいなとこあるんだ。それはうちも嬉しい話    ですよ。」
A/児玉「あとなんやったっけ…あの昔あったテクノの雑誌…。」
−デリック?
A/山田「そうそう。デリックの廃刊になる最後の号で佐藤(大)さんか     ケンゴさんが“マックで革命起こすことができるんやからみんな    もやれよ”みたいなこと書いてあって。めちゃめちゃ感動してし    まって“俺、革命起こすわ”みたいな(笑)。」
33荒武「あの頃、94年くらいかなー、そういう楽しい文化がいっぱいあ    ったよね。まだその辺があんまり脚光を浴びてなくて、ほとんど    利益には結びつかないのにやってる人達のエネルギーっていうの    はすごかったですね。」
A/山田「クラブとかテクノとかアナログとか…時代的にもそういう時代だ    ったと思うんですよ。プロじゃない人がマーク3買ったりミキサ    ー買ったり。時代が違うベクトル見つけたみたいな感じがして面    白かった。それまでディスコとか古着とかしかなかったのに、コ    ンピューターデザイン始めながら音楽作ったりクラブ行ったりっ     ていうスタイルが出てきて…。」
33荒武「その頃、『MIX』が『REMIX』に変わった頃で、そこの編集長の    小泉さんが808Statesのことを“この音楽が全てを変えるから見    てろ”って書いてたんですよ。その頃、マンチェスターから音楽    が出てきてたけど808だけがテクノのバンドだった。で、小泉さ    んの言う通り全てが変わった。本当にそんなことが起こってしま    うような一番わさわさしてる面白い時でしたよね。」
A/山田「そんな中で33はかっこよかったんですよ。荒武さんが『広告』    のインタビューで“ライフスタイルをそのままお店にした”って    答えてはったじゃないですか。レコードがあって服があってみた    いな。かっこいいなってぼく思ったんは多分そういうとこだと思    うんですけど。」
33荒武「それは嬉しいですね。今回のことで言えば僕らはやっぱりN/Aが    作る空間やN/Aの活動にすごく期待してるとこがあるんですよ。    山田さんが昔33を見たりグラフィックマニピュレーターを見た    ことが、デザインを始めるきっかけになったって言ってくれたよ    うに、今の東京でもこれから始まるN/A33が今の10代くらいそ    れこそ将来の山田くんになるような人に対して同じような存在に    なったらいいなって思うんですよね。“この人達もTシャツ一枚    から始めてそれでこんなことができたんだ”ってなっていくとつ    ながっていくじゃないですか。」
N/堀川「素晴らしいじゃないですか。」
N/清水「それは意識してやっていきたいよね。」

33荒武「そういう夢をね、ある種、おたくを越えてインディーズを越え    て過去の東京を越えたところで見せてくれるものがあれば若い人    達もがんばろうって気になるんじゃないですかね。それで第2第    3のアシュラ、NU/KEが生まれてくれれば、うちとしても嬉しい    ことなんですよ。」
−京都店の方はもう動いてるわけですけど、どんな感じなんでしょうか?
N/清水「京都の方もそれまで一緒にやってた松本さんっていう店長さんと    一緒にやってて…。また松本さんがキャラの立った面白い人でい    ろんなことやっていきたいっていう人で。毎週木曜の夜に服を下    げてみんなが飲みにこれるようにして、いろんな人とコンタクト    する場を作ったりみたいなこともしてるんですよ。東京はN/A33    っていうことで33と一緒にものをやってって、京都は京都で松    本さんの提案のもと僕達が動くみたいな感じで、ある意味違う提    案みたいなものを両方でできればってとこがあります。」
N/堀川「京都ってちょっと変わってるんですよ。独特で面白い。京都店も    原宿店も勝手に風土の影響を受けながら、動いていくっていうの    が面白いんじゃないかと。」
−ではN/Aの今後の展開ということではどんな風に考えてますか?
N/清水「N/Aっていうのは活動名ってことでいいと思うんですよ。服だけ    でいいものをいいものをってやってくのは限界が絶対出てくると    思うんで、いろんな活動の中から意志みたいなものを打ち出しく    のが理想ですよね。」
N/堀川「最近思うのはNU/KEもレーベル名じゃなく活動名で様々な活動に    おいてNU/KEの一切が通じていればNU/KEなんだなーと。それと    同じようにN/Aも活動でしかないのかなって思う。」
N/清水「服作るだけじゃなくて、例えば久平さんに曲作ってもらってレコ    ード出すとか今回やるようなイベントやるとか…。ただここでど    うしていくかとかって言っちゃうとカテゴリー狭められちゃうか    ら逆に何でも受けれて何でもできればいいかなと。たださっきも    言ったように地雷を踏まないようにしつつってことで。」

−アシュラとしてはどう?
A/児玉「ぶっちゃけた話しで言うとN/Aとしても成功させたいんですけ     ど、遠からず近からずって関係でいけたらなっていうのがあっ     て。お互いビジネスとして確立した各ブランドがあって、一緒に    あがっていこうよみたいなところでやっていければなーって気が    正直なところ僕はしてるんですけど。問題発言でした。すみませ    ん(笑)。でもね、NU/KEみたいにきっちり商品作って流通させて    るってとこっていうのは、一時のインディーブームがまだあるか    しらないですけど、その中でも抜きん出た人達しかできてないじ    ゃないですか。具体的にお金的な部分でもちゃんとバックできて    いてそのお金っていうのは次のものを作るためにあってってい     う、そのサイクルがきっちりできてるなってところをものすごく    力強く感じる部分があるんですよ。」
33荒武「それはアシュラさんも一緒ですよね。ぼくらだってインディー    ズを扱うお店をやっくうえで、アシュラやNU/KEのようにちゃん    と前に進んでいくようなシステムを構築できるような人達が、関    わってた中にいたっていうのはやっててよかったなって思うとこ    ろなんですよ。その上こういう形でコラボレートができるってい    うのは本当に嬉しいことなんですよ。」
−お互い確固たるものをそれぞれが持っていないとコラボレートっつまん ないですしね。
33荒武「33も今回N/A33として関わるじゃないですか。だからうちもう    ちでちゃんとキャラが立ってないとって思いますよ。まー映画で    言えばゴジラ対モスラ対キングギドラみたいなのはみんなキャラ    が立ってるじゃないですか。ピンでも充分一本の映画で面白いん    だけど、三匹もでればお客さん大喜びっていう。」
N/堀川「でも荒武さん、怪獣いっぱい出る映画ってたいがい面白くなくな    いですか(笑)?」
−全員集合みたいのはちょっと違うよね。お得だけどそれ以上のものでは ないっていう。
N/堀川「ウルトラマンの兄弟が全員出るんじゃだめなんだ。」
33荒武「そうそう。それぞれがちゃんとキャラを持ってて三者くらいで    やるのは面白いんですよ。」
N/清水「キャラが立ってると言えば今回のイベントですよね。」
33荒武「いいフリですね〜。そうまさに!みんなピンで面白い人達ばか    りですから。」
A/山田「楽しみっちゃーそれが一番楽しみだなー。」
33荒武「今回は箱が神宮前スタジオっていうのもいいですよね。音もい    いし。」
A/山田「泡とか出せへんかなぁ。むっちゃ下品な感じにしたいやんか     (笑)。」
N/清水「Q'heyさん、Yo-Cさん、NAOさんってメンツ絶対面白いわー。」
N/堀川「Q'heyさんはこの前のFUSE(リキッドルームで行われたVJイベン     ト)で、めちゃめちゃディープでかっこよかったわ〜。」
−Yo-Cもこの前のマニアックのアフターでめっちゃ調子よかったですよ ね〜。
A/山田「すごかったですよ。僕、一番前でガンガン踊ってしまって…よか    ったなー。」
33荒武「僕はNAOさんに期待してるんですよ。FUSEの時のDJもよかった    けど1時間だけだったから。最高でしたけどね〜。」
−そうだ、明け方NAOさんの時、カーテン開けるって聞いたんですけど。
N/清水「神宮前スタジオって実は壁一面、窓で普段は黒いカーテンが引い    てあるんですよ。そこを明け方、NAOさんのDJの時、開けてしま    おうかと。」
−神宮前の空を見ながらNAOさんのDJで踊れるんだぁ。素敵。
N/堀川「そこに泡がバーっと降ってきたら…すごいなー。できるといいね    (笑)。」
A/山田「あと、その前に若い子でshinwaくんって子がまわすんですけど    彼がまたすごいいいんですよ。上手くて。渋い感じで。」
−しんわくん?
N/堀川「かわではない(笑)?」
A/山田「SHINKAWAさんではなくて(笑)。」
33荒武「今回はデザインプレックス主催のDP002も合同ということでVJ    陣も豪華。」
N/清水「僕らは勿論、デバイスガールズや100LDKがゲストVJで出てくれ    ます。」
−DJとVJのビジュアルがすっごいマッチングして相乗効果になった瞬間 が見たいです。
33荒武「すごいことになるよね。DJじゃないけどトマトとアンダーワー    ルドのようにね。」
N/堀川「僕がQ'heyさんをやります。」
−NU/KEは Q'heyくんのパーティ『Re-boot』のフライヤーデザインもやってるから、楽しみですね。
N/堀川「がんばります。」

…この後、パーティの企画についての話で大盛り上がり。パーティ記念のTシャツの販売(なんと価格100円で100枚限定!)やパーティ当日、33原宿店は夜中の12時まで営業時間を延長することなどが決定。みんな絶対遊びに来てよね!こう御期待!

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