LEOPALDON interview
(都内某タイ料理屋にてトムヤンクンの赤い唐辛子を食って涙目になりながら


右から急行,LPD,232comit

荒武
「レオパルドンってもう何年くらいやってるんですか?」
LPD
「僕が1人でやってる時からだともう6年目くらいですね。」
荒武
「あれ、みなさんっておいくつなんでしたっけ?」
急行

「僕が23、LPDと23、2COMITが24です。」

えー!?若い!!
LPD
「カガミとかと同世代なんですよ。」
荒武
「じゃあ高校生の頃から活動してたんですね。僕はてっきりいろんな音楽を通 過してきた人達がやってるんだと思ってましたよ。」
急行
「いえいえ、僕らは電気グルーブのラジオでテクノを知りましたって世代です。」
LPD
「そう僕ら二人は電グル出身なんですけど彼は…。」
232COMIT
「小学生の時に見ていたエアロビクス選手権の後ろで流れてた音楽がかっこよかったんで。」(一同爆笑)
232COMIT
「調べたらテクノトロニックだったんですよ。そこからテクノに興味を持ちまして。」
とにかくクラブから入ったわけじゃないんですね。
LPD
「クラブじゃないですね。基本的にクラブの存在も電気から知ったっていう。」
急行
「もう根っからの電気っ子。だから33にも通 ってましたよ。」
LPD
「まさに電気の産んだ奇形児。子供がカガミだったら僕らは鬼ッ子だよね。」(一同爆笑)
荒武
「ちょっと前までみんなナードコア系ってくくられ方してたじゃないですか。レオパルドンとしてはその辺はどうだったんですか?」
急行
「ナードってやっぱり1ジャンルに突きつめるってことじゃないですか。アニメだったらアニメって。」
LPD
「アニメのネタにガバトラックみたいな。」
232comit
「いつのまにかテンプレートができちゃって。」
LPD
「僕ら全然そんな風に考えてなかったし。テクノって言ってもほんとに広い意味で捉えてるんでブレークビーツもやるしドラムンもヒップホップも全然やるし。」
急行
「そこに好きな音楽をどれだけ還元できるかっていうのがレオパルドンだったのに、こうしなきゃいけないああしなきゃいけないみたいなのに苦しめられちゃって。結局居場所がなくなっちゃったみたいなところがあるので、もうナードコアなんていわなくていいやってなりましたね。」
荒武
「なるほど。僕はレオパルドンは前から音楽性の部分に厚みを感じていて面 白いなと思っていたんですよ。こいつらちょっと違うぞと。」
急行
「その辺重要ですよね。一応3人とも基本はテクノなんですけど普段聴いてる音楽が全然違うんですよ。例えばオレはオフスプリングとかリンプビスキットとかで…。」
LPD
「オレは韓国ポップ。」
232comit
「オレ、ボザノバ(笑)。ドラムのリフなんかにセルジオ・メンデスのドラムを持ってきたりしてるんですよ。」
荒武
「渋い!」
急行
「そういうのをうまくテクノとして還元させて出してるのがレオパルドンなんですよ。」
LPD
「うちら流のフィルター通 すとそれがレオパルドンの音になる。」
急行
「あとネタ使ってる人達ってCD出すだけで完結しちゃってる場合が多いじゃないですか。うちらはライブも主要な要素なんですよ。ライブの回数ハンパじゃないっすよ。」
LPD
「うちらライブバンドだよね。楽曲のリリースよりもライブの方が重要ってぐらい。」
232COMIT
「ライブが好きなんだよねめちゃくちゃ。ステージがないとやりたくないもんね。」
LPD
「そうそうライブハウスが大好き。」
急行
「最近はクラブよりライブハウスから声かかる方が多いんですよ。ロックバンドとの対バンとか。その辺がうちらの強みだよね。僕ら通 ってきたのがテクノだから基本はテクノが好きなんですけどそういった意味じゃ見せ方とかやりたいことはロックだよね。」
232comit
「そう、つまりバリアフリーってことだね。」
LPD
「ああ、いいこと言うわー。」
急行
「CDで聴くよりライブの方が面 白いですよ、確実に。」
LPD
「ライブ見たら多分違う解釈になりますよ。CDの曲そのままやるのは簡単なんですよ。うちらそんなこと絶対しませんもん。あと音作ってるのは僕ら二人なんですけど、急行がいないとライブが絶対成り立たないんですよ。 ライブでは急行がリーダー。」
急行
「ネタを決めたり構成を考えたりするんで。」
LPD
「そういう意味では純粋なリスナーだもんね。もっとこうしたらいいんじゃない?とかこれいいねいいねと言って。唯一DJをやってるからDJの視点から見てくれるんで。それも重要なことだよね。基本的にはダンスミュージックが好きなんですよ。広い意味でのダンスミュージック。笑って泣けて踊れる。それがレオパルドンのテーマです。」
今回初めてライブを見る人も多いと思うんですけどライブの見どころは?
LPD
「とりあえずうちのゴリーダー(232COMIT)のロボットダンス。」
急行
「これ必見。」
LPD
「これがレオパルドンに入ったきっかけだから。」
急行
「亜細亜大学!一芸入学。」
LPD
「一芸できる人はレオパルドンに入ってください。今欲しい人はブレイクダンスできる人とけん玉 できる人、英検持ってる人、さいころ10個つみあげられる人。」
232COMIT 「メンバー募集かよ。」
−とりあえずトークすごい面 白そうですね。
急行 「面 白いですよ。あそうそうレオパルドンのページのトークとか読んでもらいたいですね。232COMITとLPDのバギートークとか最高。」
232comit 「あれ読んでから来てもらえると楽しめるよね。」
急行 「しゃぶりつくしてから来ていただけると。より楽しめる。予習って感じで。」
LPD 「そう!ムービーも見れるしね。」
荒武 「あれ面 白いよね〜。よくできてますよね。超笑った。」
LPD 「あれをスターパインズのライブのオープニングでもやります。」
あのムービーは誰が作ってるんですか?
LPD 「今回VJやってもらうセラチェンです。こいつらマジすごいっすよ。」
急行 「彼らは僕がずっとやってるイベントのメンバーなんですよ。そのからみでデザイン的なことやってもらってるんですけど。」
荒武 「『ケーキ オア ガール』のジャケ素晴らしいですよね。この音にこのジャケ、最高ですよ。」
LPD 「VJもすごいんですよ。それこそジャンルとかぜんぜん関係ない。ミニマルでもなんでも合うし。なにやらしてもできる。」
急行 「僕がDJやる時にVJやってもらってるんですけど、VJとDJの立場が完全に逆転することが多々有るっていう。僕がブレイクを入れる前にセラチェンの映像で客が手をあげちゃうんですよ。」
荒武 「それすごいなぁ。見たい。やっぱCGとか使うんですか?」
急行 「それが一切使わないんですよ。それがポイントっていうか売りっていう。」
実写 ?
急行 「実写 …っていうか…まぁ見ていただければわかりますよ(笑)。」
あとライブを見るこころ構えとあったらおしえてください
LPD 「僕らの最近の曲に『ファンキーパトロール』って曲があるんですけど、メッセージも伝えたいことも特にないんでチェケとYO!だけでラップをするっていう。」
232COMIT 「伝えたいことはないけどラップがやりたいっていう(笑)。」
LPD 「ストーリーもまぁちゃんとあるんですけど、チェケとYO!だけ覚えれば歌えるんでそれは一緒にやってほしいですね。」
急行 「あとは猛獣が出てきたり富士山噴火したり。」
LPD 「これほんとキーワードとしておぼえておいてくれればかなり面 白いよね。」
(3人で) 「猛獣、富士山、黒人のスラム街、MCバトル、吉先生降臨…。」
吉先生降臨?
LPD 「そうそう。ライブ中、吉先生が来てくれるよね。降りてきます。これポイント。」
吉幾三好きなんですね。
LPD 「なんか引退してフランスに行くらしいんですけど。」
なんか一緒にやったら面 白そう。
LPD 「オフィシャルでね、できたらいいっすよねぇ。会ってみてー。ほんとあの人はすごいんだよ。志村と下ネタ話して打ち勝つからね。」
急行 「笑いで志村に勝つっていうね。」
232COMIT 「志村がだまっちゃうもんね。すげーよ。」
LPD 「役者やらしてもすごいし。はぐれ刑事の役とかめっちゃ泣けた。」
232COMIT 「ほんとすごいよ。」
急行 「じゃあおれら最終目標、吉か?」
LPD 「ちょっとは吉かもなぁ。」
急行 「舞台とかもやってるんだよね。」
LPD 「舞台やりてーなー。舞台とライブっていうさー、コマ劇スタイルやりたいよー。ばったばったなぎ倒したあと、いきなり歌うんだろ。」
急行 「だから俺らはリキッドルームじゃなくて、隣のコマ劇ねらってるってことで。」
2323COMIT 「あの壁のところの都はるみの横にレオパルドンの絵が描いてあって。」(一同爆笑)
232COMIT 「時代劇とかやりたいよね。」
急行 「ああそこかもねーオレら。コマ劇目標にがんばろうぜ。」
LPD 「ああでもちょっと待って。リキッドも出たいです。誰か読んでるかもしれないからさ。よろしくお願いします。」
急行 「まぁとにかくライブはすげーぞと。」
LPD 「音的な楽しさはもちろんありますけど、視覚的な楽しさもうちらは提供しますんで。」
オレらに任せろと。
LPD 「任せてください。」
急行 「もう任せていただければ。」
232COMIT 「いいもん見せますよ。」(タピオカを吹き出しながら爆笑)
レオパルドンの秘密基地はここ!→www.acidpanda.com/lpd/

レオパル
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