日本では相変わらずのカフェ・ブームですが、所謂「おしゃれ」が苦手な私にとって東京のおしゃれなカフェはなかなか敷居が高いモノです。かといってシアトル系のお店は禁煙だし、しょうがないので吉祥寺の「庭」という喫茶店でマンガ読みながらお茶するのが精一杯…。
と、そんな話はともかく、11月の出張の時に社長とよく待ち合わせしたのがディーン・ストリートの「ウェブ・シャック」というインターネット・カフェ。インターネット・カフェといっても非常にカジュアルな内装の店内は昼間でも薄暗く、流行りそうな要素は一見まったく感じられないのですが、そこには意外な「売り」がありました。この「ウェブ・シャック」のPCでは日本語が使用(厳密に言うと日本語の入力)できるのです。ハッと気付いて周りを見回すと、確かに日本人のお客さんが多い!しかも禁煙ではないので私のような愛煙家にはもってこいのお店でした。
オックスフォード・ストリートのヴァージン・メガストアの地下にもいつの間にかカフェができていました。ここにも喫煙ゾーンが設けられている上に、まぁまぁカジュアルな佇まいなので私には助かる場所です。ここではカフェラテを注文したのですが、いきなり渡されたのはエスプレッソでした。私のブロークン・イングリッシュが災いしたのかと一瞬思ったのですが、聞くと、これは注文した商品を待つ間のサービスだそうでして、いやぁ〜恐縮でございます。さっそく社長にこの話をすると、ロンドンではスターバックスみたいなカフェでもそういったサービスがあるとのことで、いやぁロンドンはイイなぁ〜。
他にもエンジェルにはオーガニック素材をサーヴするオーガニック・カフェなんかもあったり、ロンドンも探せば心地良く一休みできるところが少なくないようです。小箱クラブという体裁の割にはダイニング・スペースがちゃんとあって、お手頃な値段で食べることができる「カーゴ」が最近新たにオープンさせた「マーケット・プレイス」(住所もマーケット・プレイス)なんかも昼間から営業しているので、ここなんかもそういった意味でもイイのかも。次回ロンドンを訪れる機会には是非チェックしてみたいところです。